公務員は認知症になりやすいって…ホントの話???
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最終更新日:2016/02/08
認知症について
先日、NHKでも特集をしてましたね。
日本中で認知症患者は約460万人!そしてその予備軍は400万人とも言われています。
予備軍も含めると何と!日本の総人口の6.8%にもなるじゃないですか。
ここまで来ると、他人事ではありませんよね。
そこで、ちょっと興味のある本があるのを知りました。
認知症の専門医である長谷川嘉哉医師…ちなみに私の親戚ではありません(笑)
長谷川医師の著書 「公務員はなぜ認知症になりやすいのか」(幻冬舎)という本です。
公務員!今や日本人のあこがれの職業でもある公務員が…。
どうして認知症になりやすいのか、ちょっと見てみたいと思います。
認知症は脳の記憶の核である「海馬(かいば)」が何らかの原因で萎縮する事で発症するとともに、人間の感情をつかさどる「扁桃核(へんとうかく)」の衰えも大きくかかわってきます。
そのため、認知症は30代、40代、50代に扁桃核に刺激を与えてきたかどうかが重要となります。
そこのアラフォーさん、見てますかー(笑)
よって、前例を重視し、変化を好まず、同じルーティンワークをしがちな公務員が認知症になりやすい!といった話です。
ちょっと「風が吹けば桶屋が儲かる」的な成り行きですが、一理あるとうなずけます。
そこで、認知症になりやすい「仕事内容」と「生活パターン」を考えますと。
①自ら判断せず、前例やマニュアルに基づいて淡々と仕事をこなす人。
②新しいことに取り組まず、発想力に乏しく、柔軟性に乏しい人。
③毎日同じ道を通い、同じところで食事し、変化や意外性を好まない人。
④面倒だからと、新しい事、新しい友人、新しい趣味を持たない仕事人間。
①から④までに遺伝、運動不足、偏った食生活、飲酒、喫煙、睡眠不足、環境の変化、仕事や家庭のストレス等の要因があれば、認知症になりやすいのもうなずけます。
脳はいつでも新鮮な刺激を欲しています。好きな趣味を持ち、アタマを柔らかーくして、いつもポジティブに、積極的に人と交流することが認知症予防に大切なんですね。
脳に刺激を与えて認知症を予防しましょう!!!
京都・伏見の介護の相談は、
やさしい手京都南 長谷川までお気軽にどうぞ。
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