物忘れが多い…と気になる人に。

物忘れが多いと認知症になる？…そんなことはありません！

年を取ると物忘れが多くなりますね〜。

自慢じゃないですが私も多いです！ハンパないです。

今から約２０年前、某外資系語学学校で働いていた時の事です。

神戸に本社がある某化粧品会社のN社のO社長と商談をまとめた際に…。

名刺交換をした社長の名刺を…社長室に忘れて帰った経験があります！

（あ〜恥ずかしい過去が…よみがえる！）

さて、恥ずかしい過去はさておき、

物忘れのメカニズムを調べてみましょう。

人間の脳には、目や耳にとらえた情報の中から、関心のある物を一時的に保管しておく機関があります。

この機関は「海馬」という機関です。この機関は「記憶の引き出し」です。

人は、この「引き出し」に入れておいた情報を、必要なときに随時取り出します。

ところが、年を取り老化すると「引き出し」の容量が小さくなり、出しにくくなってくるんですね。

「あれ」とか「それ」とかで単語がすぐに出てこなかったり。

顔は思い出しても名前が出てこなかったり。

家を出てから…鍵を閉めたか？とかエアコン切ったか？とか心配になったり。

してませんか？

ほとんどの場合は「単なる物忘れ（良性健忘）」で認知症ではありません。

物忘れは「生理的現象」で病気ではないんです。

ところが、認知症は脳の器質的な疾患で「進行性の病気」なんです。

ほとんどの場合、心配することはありません。

どうしても心配なら、総合病院では「物忘れ外来」を設置しているところが多いので、気軽に受診しましょう。

では、もし物忘れが気になるようになったら…。

とにかく思い出す努力をする。すぐにググらず！アタマを使って思い出す。

覚えたい物は、文字に書いたり何かと関連づけたりして覚える。

いつも頭を使う努力をする。本を読む。体を動かす。新しい事を始める。好奇心を持ち続ける。

物を忘れるのは自然現象！でも、頭を使うと脳は活性化されます。

最近、さらに忘れっぽくなった私と一緒に、アタマを使って脳を活性化しませんか（笑）

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