シニア犬とのベターライフ
人もわんこもミドルエイジがシブい(笑)
日本は世界でもトップクラスの高齢社会です!が…犬の世界でも高齢化社会が進行してるんです!
2012年の「全国犬猫飼育実態調査」によれば飼い犬の平均寿命はなんと13.9歳。
そして寿命が長い小型犬では15歳以上の老犬も少なくありません。
全体でも10歳以上の高齢犬は26%、7歳以上のシニア犬は…なんと半数以上の50%という調査結果がでています。
大型犬と小型犬や犬種によって異なりますが、だいたい7歳以上がシニア犬と思って構わないでしょう。
そして、犬の体に変化が表れるのも7歳が節目になります。
そのため、「7歳以上のシニア」と「10歳以上のシルバー」と分けて健康管理を考えなくてはいけないと言われています。
7歳からのシニア犬の健康管理。
人間でも40歳から50歳にかけて基礎代謝が急に低下し下の方のお腹が出てきます。(わ、私もです…)
シニア犬も一番の問題は「肥満」です。基礎代謝が低下して肥満になると…様々な生活習慣病の危険が出てきます。
これも人となんら変わりがありません。
肥満から糖尿病や心臓病、はたまた股関節などの関節疾患、腫瘍などのリスクが高まります。
そのため「肥満させない!」という事がとても大事な事になります。
そのためには、人の食べ物のおすそ分けをしない!
おやつを控える、シニア用のフードや手作りゴハンに替えるなどで摂取カロリーを押さえる必要があります。
そして適度な運動で筋肉をつける事です。
筋肉があれば基礎代謝の低下が抑えられ、肥満しにくい体型になります。
イタリアでは一日三回の散歩が法律で義務づけられているように、運動はとても大切なものです。
ただし、すでに肥満していると過度の運動は危険ですのでまずはダイエットから始めましょう。
ダイエットも、極端にフードを減らすのでなく量を少なくして回数を増やします。
カロリーの少ないおやつ等をあげるなど無理の無いダイエットをしてあげましょう。
少しずつ手からあげたり、一緒に遊びながら運動するなどの工夫もいいですね。
わんちゃん用のサプリメントも出ていますが…。
不必要にサプリメントをあげるのはどうかと思います。
でも、足腰が弱ったときにグルコサミンに効果があったり、認知症状にDHAとかEPAが効果があったとも聞いています。
わんちゃんの状況をみて獣医さんに相談しながら摂取するのも方法です。
大事な大事な家族の一員ですのでいつまでも仲良く一緒に暮らしたいですね。
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