若年性認知症を予防しよう。
若年性認知症ってご存知ですか?
若年性認知症はその名の通り、18歳以上65歳未満で発症した認知症です。
働き盛り世代の発症のため、本人や家族にはとても過酷な病気といえます。
もちろん、完全な予防法はありません…。
でも、生活習慣を見直す事でそのリスクを減らす事はできるんです。
自分のため、愛する家族のために、
一緒に考えてみませんか?
認知症は、何らかの原因で脳の神経細胞が障害されるためにおこる進行性の病気です。
進行性ですので治る事も改善する事も現代の医学ではできません。
今言った事や、今した事の記憶が完全になくなったり…
今が何年何月何日か、何時か、そして季節ですら分からなくなり…
愛する家族でさえ、誰だか分からなくなります。
あてもなく徘徊したり、
家族や友人が自分の物を盗むと思い込んだりします。
そして、やがては死を招く恐ろしい病気だと思って下さい。
2009年には全国に約4万人弱の患者がいると推定されています。
そして、高齢者の認知症は女性の割合が多いんですが、
若年性認知症は男性の割合が高くなっているのが特徴です。
若年性認知症の原因について調べてみると…。
脳血管性認知症(約40%)
アルツハイマー性認知症(25%)
頭部外傷後遺症(8%)
前頭側頭型認知症(4%)
アルコール性認知症(4%)
レビー小体型認知症(3%)などがあります。
脳血管性認知症(脳梗塞や脳出血の後遺症)やアルコール性認知症は生活習慣を見直す事や、
糖尿病、高血圧、高脂血、高血糖、お酒の飲み過ぎなどを気をつける事で予防は可能です。
食習慣を見直しましょう!
塩分・動物性脂肪・糖質の摂り過ぎに注意。
栄養バランスを考えた食事をとる。
よく噛んで、ゆっくり食事をとる。
カロリーの摂り過ぎに注意。
野菜と果物を食べる。
炭水化物より先に野菜を食べる。
DHA、EPAの豊富な魚を食べる。
適度な運動習慣をつけたいですね。
週3回、30分程度の有酸素運動が効果的です。
規則正しい生活を心がけましょう。
夜更かし・喫煙・過度の飲酒はリスクを増大させます。
スマホやネット依存も注意!
睡眠不足や睡眠障害も認知症リスクを高めます。
そして、生活習慣病の予防と早期発見。
若年性認知症の予防には、常に脳を活性化させる事も大切です。
新しい事を始めてみませんか?
新しい友人を作りませんか?
旅行に出かけたり美味しい物を食べに出かけませんか?
会社や家庭でのストレスを軽減させましょう。
人とのコミュニケーションは脳を活性化させます。
ワクワク・ウキウキ・ドキドキは大切な予防薬です。
明日から、いや今日から一緒に実践していきませんか?
認知症についての情報・相談は
介護についての情報は
やさしい手
http://www.yasashiite.com/
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