介護の基本は…頑張りすぎないこと。
在宅で介護をしていると、ついつい一生懸命になり、
介護者自身が体調を崩してしまったり、
精神的に疲れてしまう事はよくあることです。
これは特に熱心な介護者によく見られます。
でも、そんな状態では要介護者ともども共倒れになってしまい、元も子もなくなってしまうんです。
頑張り過ぎない=イコール=適当にする、ということではありません。
いくら家族が頑張っても限度があります。
そんな時は担当のケアマネージャーに相談して福祉事業者の力を借りることも必要。
そのために介護保険があるんです!
介護者に心の余裕がなければ、要介護者も介護者も不幸になってしまいます。
日本はまだまだ閉鎖的なところがあります。
ヘルパーが出入りしていたら近隣の目が気になるといったり、
親が認知症になったのが恥ずかしいという人達も少なくありません。
認知症の場合は病気であり、介護者だけではどうにもなりません。
そんな時は堂々とカミングアウトすることです。
そして、近隣の方、友人たち、親戚の方などに協力を訴える事です。
オープンになれば気持ちも楽になり、また協力してくれる人たちも認知症の理解が増えることでしょう。
親の面倒は子供や嫁がみて当然!といった考えがまだまだ根強いようで、
デイサービスやショートステイ、ホームヘルパーといった社会資源が十分に生かされていない場合があります。
介護は社会全体でみる!ということが大切です。
福祉事業者、ボランティア、行政、など社会資源を活用して、より良い方法を考えましょう。
また、困ったことがあれば役所の介護保険課や地域包括支援センターに相談しましょう。
介護の基本は頑張りすぎない!介護者に余裕がないと要介護者も幸せにはなりません。
もし、相談先が分からないようでしたらブログにコメントください。
相談できる役所の部署や地域包括支援センターをお探し致します。
京都・伏見での介護の相談は「やさしい手京都南」
http://www.yasashiite.com/subdomains/section/100/
全国での介護の相談は「やさしい手」
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